プリムラジュリアンは夏にしおれる一年草?春の地植え姿は宿根草

ポカポカ陽気の春、愛犬と散歩していたら大株プリムラジュリアンが並んでいる道に出会いました。私は何度もダメにしているので、ふんわりと地植えされた姿に驚いたのです。

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冬から春へ。プリムラジュリアンの地植えに感動

(3月中旬 横浜市)

プリムラジュリアンといえば、冬から春にかけて咲くお花。玄関やホテルのロビーなど、雨が当たらない穏やかな環境で見かけるお花です。喫茶店の窓辺にも置いてありますね。

実は私も寄せ植えをした事があるのですが、翌年まで持ったことがありません。寒さに比較的強いとありますが、一晩で凍らせてしまいダメにしてしまった苦い経験もあります。

一年草扱いとする事が多いので、ワンシーズンで終わりの植物だと思って諦めていたのです。ところが先日、ずらりと大株で並んで咲いている姿に出会って驚きました。

▼出会った地植えプリムラジュリアン


(3月中旬 横浜市)

▲大きさが分かるように雪柳と一緒に撮影しました。

この咲き方を見ると、ポット苗をダイレクトに植えたという雰囲気ではありません。地面に馴染んでいる姿からここで大きくなった、あるいは大株になってから移植したと予想できますね。

<プリムラジュリアン>

[花言葉]青春の喜びと悲しみ

[開花時期]11月~5月

[形態など]本来は宿根草だが一年草扱い

※花言葉は色や種類で違います。ここでは代表例を記載しています。

プリムラジュリアンは宿根草?一年草?

私が出会ったプリムラジュリアンは、一年草にしては大株です。ひょっとしたら宿根草なのでしょうか。

そこでまず、プリムラジュリアンとはどうやって出来たのかルーツを調べてみると、プリムラの「ポリアンサス」と「ジュリエ」を交配させた植物でした。

「ポリアンサス」も「ジュリエ」も本来は宿根草です。種子から早く咲くように品種改良を重ねた結果、一年草扱いという短いサイクルになってしまうようです。蒸れに弱いので、梅雨がある日本の気候に合わないことからも一年草となっています。

本当は「宿根草」だけど、品種改良や日本の気候により短命という事だったのですね。本来の「宿根草」として育てるにはどうすれば良いのでしょうね。

プリムラジュリアンを大株にするための育て方

(3月中旬 横浜市)

ポット苗で買ってきた苗を地植えしても、梅雨の湿気と夏の暑さで枯れる可能性が高いですね。そうしないためには「株を若返らせる事」と「育てる環境」が大事なようです。

植え替えと株分けで強くなる

株を大きくするには、毎年株を若返らせて強くしていくそうですよ。「宿根草」である事を呼び覚ます!という感じですね。以下がコツでした。

大株にするコツ

  • 日当たり、水はけの良い環境で育てる
  • 夏の暑さに弱い。蒸れないようにする
  • ポット苗から鉢に植えるときは一回り大きな鉢に
  • 根は丁寧に扱う
  • 水やりは根元に(花や葉にかけない)
  • 花の咲いている間は薄く液肥をあげる
  • 花がらや枯れた葉はこまめに取り除く
  • 花が終わったら増し土
  • 秋の涼しい時期に植え替えや株分け
  • 株分けは細かくしない

何とも手間がかかります。出会ったプリムラジュリアンがこれら全てを行ったのかは分かりません。いくらこのコツを完璧にしても、育てる環境も大事ですね。

大きくしてから移植したか、環境にマッチして自然に根付いたのどちらかでしょう。ポット苗の大きさではないですし、横一列に並んでいますから。

夏越しが出来る環境で育つ

プリムラジュリアンは夏を越せない事がいちばんのネックなんですよね。

私が出会った場所は、ポカポカと春の陽射しが当たりますが半日だけです。夏の直射日光は当たりませんし、風通しが良い高台。傾斜があり雨が降ってもお水が溜まりません。まさに、プリムラジュリアンが元気に育つ環境でもありました

でも、出会ったプリムラジュリアンが元気なのは環境の問題だけではありません。

枯れた花がらやしおれた葉は全くありませんでした。毎日こまめにお手入れされているのです。どなたかの優しい愛情の結果、そこに並んで咲いているのです。

そんな事を思ったらとても心和みました。本来の「宿根草」の姿になっていたら嬉しい。来年の春はどうなっているでしょう。今から待ち遠しいです。

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