春は新芽も美しい季節ですね。お花屋さんの店頭に幸せの四葉クローバー苗が並んでいましたよ。なぜ幸せの象徴なんでしょう?4枚だけではなく、5枚6枚と増えることもありそれぞれの葉に意味があるようです。
幸せの象徴「四葉のクローバー」
(4月上旬 東京都)
[花言葉]幸福・約束・私を思って・私のものになって・復讐
[開花時期]4~7月
[形態など]一年草・多年草
※花言葉は色や種類で違います。ここでは代表例を記載しています。
雑草だと言われている植物もお花屋さんで見つけると、忘れていた美しさに気が付いたりします。クローバーもそのひとつですね。先日「しあわせみぃつけた」という札がついた、四葉のクローバー苗がありましたよ。
幸せの象徴なのに「復讐」という怖い花言葉
今回調べて知ったんですが、復讐という恐い花言葉もあるんですね。
ある女の子が男の子に、将来私と結婚してねと約束することが出来て、幸福・約束・私を思って等を手に入れました。ところが成長した男の子はこの約束を破ってしまい、女の子は復讐に出るということ。
こわいですね。これは本当の幸せではありませんね。自分の愛する人の幸せを願うのなら、ここはあたたかく見守るべきだし、むりやり振り向かせても空しいはずです。「恋」と「愛」の違いでしょうか。
野に咲くクローバーの四葉出現率
恐い花言葉があるクローバーですが、やっぱり「4つの葉」は幸せの象徴。4つの葉をみつけるのは大変だからなんですよね。
▲お花屋さん店頭にて
5~10万分の1で出現するとはすごい確立。葉が4枚になるのは突然変異ではなくて、小さい芽の時に傷ついて分裂して育って4枚目になるそうですよ。だからよく踏まれた場所に出現するそうです。
そのような事から4枚葉だけではなく、5枚、6枚・・・と増える可能性もあるのです。
クローバーの葉は4枚までとは限らない
上画像のように何枚も増えたクローバーもあります。私も野の雑草でこんな姿見たことありますよ。葉が多ければ多いほど、幸せが増えるような気分になるから不思議ですね。
葉の意味はいろいろあるようです。
【4葉】
富・名声・満ちた愛情・素晴らしく健康
日本の場合は、まず3葉が「希望・信仰・愛情」、残る1枚は「幸福」のシンボルと言い伝えがあります。そしてもっと葉が増えていくと・・・
【5葉】
経済的繁栄。冨・財運の幸福
【6葉】
地位・名誉・名声の幸福
【7葉】
邪霊を追い払い、最大(無限)の幸福
ここまで来ると幸せすぎて怖いくらいです。沢山踏まれて傷つけばつくほど、葉が出るチャンスがあるという事でしょうか。傷つく度に幸せ(葉)が増えていく。どこか人間と似てますね。