クランベリーは人気の常緑果樹。寒さに当てないと花や実がつかない天真爛漫な植物。

10月
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寒くなると暖色系の色が恋しくなります。真っ赤な実に出会うとほっこりしますね。先日はクランベリー(ツルコケモモ)の実が雨に濡れて一層美しく輝いていましたよ。

美味しくて可愛いクランベリー(ツルコケモモ)

クランベリー(ツルコケモモ)

(10月下旬 東京都)

クランベリーは食用でも人気ですね。お菓子屋ジャムに欠かせない存在。欧米でベリーの売れ筋として3本の指に入る人気だそうです。美味しいだけではなく、美容や健康にも良いためもあるでしょう。

コレステロールを抑える、ガン予防・抑制、尿路感染予防、ピロリ菌抑制、食物繊維豊富、ポリフェノール豊富、ビタミンC・・・もう効能を聞くだけでおなかいっぱいになりそうです。

 

人々に古くから愛されているクランベリーですが、どんな場所で育つ植物なのかご存知ですか?本来は湿地で伸び伸びと這うように育つのです。先日、収穫のダイナミックさに驚きました。

▼収穫の様子

クランベリーの収穫

 

一般家庭ではこんな湿地環境が難しいですよね。そこで、池に見立てた容器に水をはり、浸した水苔を入れたカゴを置き、その中にクランベリーの素焼き鉢を置いて育てている方もいらっしゃいます。なるほどそうすると湿地に近くなりますよね。とにかく水切れに弱い植物なのです。

根の張り方も湿地と鉢植えでは違いますから、植え替えをしないと根詰まりをおこしてしまいます。さらに、日本では寒さに当てないと花も実もつきません。本来あるべき環境に近くして育てることはなかなか難しいものですね。人も植物も同じ。慣れた環境がやはり落ち着くのです。

 

<クランベリー(ツルコケモモ)>

クランベリー(ツルコケモモ)

(10月下旬 東京都)

[花言葉]心痛の慰め、心痛を和らげる、天真爛漫、心を癒す

[開花時期]6月~7月(収穫9月~10月)

[形態など]低木・果樹

※花言葉は色や種類で違います。ここでは代表例を記載しています。

 

1年中魅せてくれるけど、育て方にはコツがいる。

秋からクリスマス、お正月に真っ赤な実を魅せてくれる可愛い存在。高さが出ないので、ベランダでも育てることが出来ますね。常緑なので1年中優雅な枝と葉を楽しめます。

ただ、クランベリー(ツルコケモモ)を育てるにはコツがいる。水切れしないようにしていても、日本の湿気で蒸れてしまったりして難しい。蒸れるのは根詰まりで弱くなっている事も多いので、2年に1度は植えかえが必要です。

 

長くのびる枝も特徴の1つですが、剪定がちょっと難しい。全体の1/3を残し、丸刈りのように剪定しておけばグングン伸びてお花が咲きます!という植物も多いけれど。クランベリー(ツルコケモモ)はそうはいかないのです。

枝の先端にお花が咲いて実がつくので、タイミングが合わないと花芽も切ってしまいます。

 

剪定の時期は選ばない。実のために花芽を残すように育てる。

長すぎるなと思ったら、数本程度ならばいつでも根元から切ってもOK。全体の剪定をしたい場合は5月頃に半分程度の枝だけに手をかけます。半分の長さくらいに剪定しておいて、その先どう成長するのか様子を見るのが良いですよ。

成長して実が付いたら、その枝と弱い枝を取り除くようにすると失敗が少ないです。あとは日当たりと寒さに当てること。寒さに当てないと実がつかないので、過保護に室内の窓辺で育ててしまうとお花をつけてくれないのです。

クランベリーの育て方

 

実は私も何とか挑戦しているのですよ。根詰まりと水切れで失敗したことがあります。あれこれ手がかかりますね・・・。水切れ防止に関しては、先ほどお話したように水苔カゴの中に鉢を置く方法がとても良さそうです。この方法は夏場はボウフラ、冬場は凍結に注意ですね。

育て方にコツが必要だけれど、赤い実を実らせてくれたときは喜びもひとしおではないでしょうか。クランベリー(ツルコケモモ)は天真爛漫。自由な枝と情熱の赤い色に憧れ、癒されます。

 

10月6月7月9月中・低木果樹
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